退職金は、同額を給与で貰うよりも税金が大幅に少なくなります。しかし、何時でも気軽に引き出せるものではありません。「リタイア後の生活のための資金を個人の財布から蓄える代わりに、法人で積み立てる」のです。
板橋 淳jun_itabashi
1977年 生まれ。東京都渋谷区出身。10年間、都内中堅の会計事務所にて中小企業に対する税務・会計のコンサルティング、営業活動、販売促進マー ケティングなどを経験後、経理業務のフリーランスとして独立。2013年1月に経理業務全般の請負と業務改善コンサルティングを主な事業ドメインとする「株式会社日本アウトソーシ ングセンター」を設立。「有限会社ハイブリッドメディア・ラボ」取締役CFOを 兼務。
会計事務所やその担当者を上手に活用している経営者には、「対応が迅速で押しが強い」という共通点があります。会計業務の材料となる資料提出や質問への回答が素早く、いろいろな要望をどんどん伝えてくるのです。
会社を経営する上で避けて通れないものに「経理業務」があります。経理業務は売上に直結しないので、どうしても軽視してしまいがちですが、直近の経営成績を集計して現在の立ち位置を見つめることは、スモールビジネスの経営者にとって、このまま事業を継続できるかどうかを判断するための重要な尺度となります。